2020年科学技術の発展により、私たちの暮らしは豊かになりました。
より便利で、より快適で、生活を営む上で大きな不自由というのは少なくなったとされています。その一方で現代人は多くのストレスを抱えての生活を余儀なくされ、一人で抱え込む人も増えました。
追い打ちをかけるように現在、新型コロナウイルスが流行し、自宅で過ごすことが増え、閉鎖的な環境で心を病んでしまう人も多くいるそうです。
ストレスは目に見えないです。
自分の体にどう影響しているのか、どのくらいかかっているのかなどを正しく判断することは難しいように感じられます。
私たちの体は非常に賢くて、ストレスに対応しようとして様々な働きがあります。
そこで本日は、ダイエットの大敵となりうる「ストレス」について紹介して、現在FITNESSに取り組んでいる方・これから挑戦しようとする方向けに少しでも参考になるように書いていきたいと思います。
厚生労働省によるとストレスとは「外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態」とされています。これには、天候や騒音といった環境的要因・病気や睡眠不足といった身体的要因・仕事が忙しいなどの社会的要因などがあります。
ストレスによる影響を受けて、体はあるホルモンを分泌します。
「コルチゾール」というホルモン
炎症を抑えてくれたり、アレルギー症状の抑制など体を守ってくれる働きもあるのですが、このホルモンがダイエットの敵になってしまうことがあります。
ダイエット中の体に与える作用として
- タンパク質分解の促進(筋肉の分解)
- セロトニンの分泌を減少させる(セロトニンは食欲を抑える働きがある)
- 成長ホルモンの分泌を低下させる(筋肉の増強を妨げ、代謝の低下を引き起こす)
コルチゾールが過剰に分泌されると「クッシング症候群」という病気になってしまうケースもあります。高血圧、体重増加、骨粗鬆症などの症状を引き起こします。
上記の様な体への影響があるために、ダイエットに不向きなホルモンということが分かりますね。。これは怖い!!
対策をしっかり行っていきましょう!
体は何らかのストレスを受けると体内でのビタミンC(抗ストレスビタミン)の消費量が高まります。
コルチゾール、実は明け方に分泌量が多く、夕方に低いのです。
つまりビタミンCのサプリメントを就寝前に摂取することで、ストレス耐性を高めて対応することができます。
また、ストレスサインを感じたら、十分に休息をとったり、気分転換などをすることも大切です。太陽光を浴びることも、ストレスに対するセロトニンというホルモンの分泌が盛んに起こりますので、天気のいい休日に、好きな音楽を聴きながら、ウォーキングなどもいいと思います。
ダイエットや体作りにおいては、ストレスを発散できるように心の余裕も作っておくことが大切です。
FITNESSにチャレンジしている方は、SNSなどで進捗を楽しみながら進めたり、本日紹介した対策などを意識して取り組んでみてください。
あなたにとって、適切な体つくりの進め方があります。
もし仕事が忙しかったり、成功できるかななどの不安がある方は、パーソナルトレーナーを頼るのも一つの手です。
今この記事を読んでいる方が体の仕組みをより理解して、楽しく、健康的にチャレンジできたら嬉しいです!!
それでは、また!!