おはようございます。知花です。
私が担当しているお客様も人間ドッグや健康診断に行く方が増えてきました。
ちなみに、筋トレをした次の日などに血液検査をすると、肝臓数値や尿酸などが一時的に上がってしまい、正確な数値が測れないので、3日前後は筋トレや激しい運動をお休みくださいね。
以前、健康診断の結果を正しく判断するブログをあげました。本日は、判断した後、血液検査の項目別に分けて、どう対処をしたらいいかを、現役パーソナルトレーナーの私によく寄せられるご相談の中から、見直しポイントを紹介します。
相談1.【LDLコレステロールが高かった】どうしたらいいですか?
回答.悪玉コレステロールと呼ばれています。増えすぎると、血管を詰まらせてしまうので、今からすぐに正常値に戻すように対策を始めましょう。
LDLコレステロール値の正常範囲は140mg/dl未満です。
食物繊維をとることで、腸内に長く留まり、余分な脂質を巻き込みながら、便として排出してくれるため緩やかに脂質の吸収行うことができます。
きのこ類・海藻(もずく、めかぶ、あかもく)・生野菜などがおすすめです。
相談2.【γ‐GTPが高い】平均より高く出たのですが、どうしたらよいか?
回答.γ‐GTPの上昇は肝臓が障害されているサインですので、対策をとることが大切です。飲酒量が多い時や、胆道系疾患で値が上昇し、将来的に、ASTやALTといった肝臓数値が悪化する恐れもあります。
γ‐GTPの正常値は男性50IU/ 以下・女性30UI/以下です。
原因は主に3つ
①アルコール ②脂肪肝 ③薬の副作用によるもの
対策としては、節酒・脂肪肝を改善する体重減少・不要な薬を中止することなどでしょう。アルコールを適量にして、運動や食事を見直すきっかけの一つにできるといいでしょう。
相談3.【血圧が高い】といわれました。医師より体重を減らしましょうとアドバイスをいただきましたがどうしたらいいですか?
血圧の正常値は上が140mmHg以下・下が90mmHg以下です。
高血圧は、喫煙と並んで、日本人の生活習慣病に最も影響を与えている要因です。
高血圧を完全に予防できれば、年間10万人の人が亡くならずに済むと推計されています。
以上3点の回答でした。
私の今までの経験になるのですが、検診結果で数値の高値で医師から指摘がある場合。
体重・体脂肪を減らすことで様々な数値の改善がみられるケースが非常に多いです。
そもそも、検診結果で出る高値の数値は生活習慣からによるものがほとんどだからです。
そういった健康面などをひとくくりにして、改善の方向性に持っていけるのが「FITNESS」つまりダイエットやボディメイクなのです。
お手元に届いた検診結果をライフスタイルに活かして、人生100年時代を健康的に乗り越えましょう!!