皆さんは「代謝」欲しいですか?
お客様のニーズの一つに「代謝が下がっているから、向上させたい」
パーソナルトレーナーをしているとよくお話をいただきます。
恐らく、皆さんは 代謝が高いと痩せやすかったり、汗がかきやすかったり等のイメージをお持ちでいらっしゃるかなと思います。
これはもちろん正解でもあるんですが、様々な要因によって代謝というものは影響を受けてしまうために、一概に正解とは言えません。
本日は、そもそも代謝というものって何だろう。そういった理解を深めて、間違った代謝のイメージを払拭して、損しないように体つくりをしていきましょう。
ずばり 代謝とは
『~から~を作る力』のことです。
細胞はその内部で絶えず新しい物質を合成や分解を盛んに行っています。
例えば、食べたご飯をエネルギーに変える力や脂肪をエネルギーにして使う力などですね。
今回は、例にならって、私たちの体にあるエネルギー代謝について説明していきます。
①基礎代謝
寝っ転がていても消費される生きていくために必要な最低限のカロリーのことです。
通常10代をピークに下降傾向になり、筋肉・脳・肝臓の消費量が非常に高いです。よって筋肉量が少ないと、基礎代謝量が低くなります。
基礎代謝は他にも環境や個人の特性によっても上下します。
影響される要素大きく4つ
- 外気温 冬⇧ 夏⇩
- 性別 男性⇧ 女性⇩
- 年齢 青年期⇧ 老年期⇩
- 食事量 過食⇧ 飢餓⇩
つまり、夏に女性が暑さによって食事量が落ちると基礎代謝が低くなることが分かりました。また食事を積極的にとることでも代謝が上がるので、食事量は基礎代謝分は摂取することが大切ですね。
過度な食事制限を用いたダイエットは脂肪も筋肉も落としてしまいますので、基礎代謝量が下がり、リバウンドしやすくなり、減量も進みづらくなるので止めましょう。
②睡眠代謝
睡眠時のエネルギーの消費量は基礎代謝量の約90%に低下します。
③運動時の代謝
筋肉は脂肪や糖質をエネルギーに変えて消費します。
主に、筋トレでは、糖質を使い、ランニングなどの有酸素運動では脂肪を使用します。
④食事誘発性産熱
摂食後、安静にしていていも栄養素吸収のために代謝量が向上します。
全エネルギー消費量の10%程を占めており、食事のあと、体温が高くなるのはこの作用のためです。加齢に伴い、こちらの代謝も下がることが明らかになっています。
しかしトレーニングをすると食事誘発性産熱は向上します。またしっかり咀嚼をすることでも向上するといわれています。
以上4つの代謝の説明でした。体には様々な代謝というものがあるということがわかりましたね。
どんな人でも、年齢とともに代謝というのは残念ながら落ちてしまうものです。
正しく理解し、そして、筋トレしましょう。食事をよく噛みましょう。ウォーキングをしましょう。インターネット広告などにあるサプリメントを飲むだけでは上がりません。ぶるぶる震えるマシンに乗っていても上がりません。
まずは、1つずつ、今できることから始めることです。
私は今日も筋トレをしました
筋肉ありがとう!!
皆さんも是非初めてみてください!
それでは、また!